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  1. 小松市議会 2007-06-07
    平成19年第4回定例会(第1日目)  本文 開催日: 2007-06-07


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開会 午前10時00分    ◎開会宣告 ◯議長橋本康容君) おはようございます。  ただいまより平成19年第4回小松市議会定例会開会します。  ───────── ◇ ─────────    ◎開議宣告 2 ◯議長橋本康容君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎諸般の報告 3 ◯議長橋本康容君) 地方自治法第121条の規定による今期定例会説明員の氏名は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。  その他の報告は省略いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長
    4 ◯議長橋本康容君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会期決定 5 ◯議長橋本康容君) 日程第1、会期決定議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会は、本日から6月22日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 6 ◯議長橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第58号~議案第67号     及び報告第2号~報告第12号の上程、     説明 7 ◯議長橋本康容君) 日程第2、市長提出議案第58号 平成19年度小松一般会計補正予算外9件及び報告第2号外10件の以上の21件を一括して議題といたします。  市長より提案理由説明を求めます。  市長西村徹君。    〔市長 西村 徹君登壇〕 8 ◯市長西村 徹君) おはようございます。  平成19年第4回市議会定例会開会に当たり、提出いたしました議案概要と所信の一端を申し述べさせていただきます。  初めに、さきの4月22日に執行されました市議会議員選挙において皆様方が見事当選され、組織議会を経て新しい体制での市議会がスタートいたしましたことに対し、心からお喜び申し上げます。  皆様方は、私も含め、有権者によって選ばれた立場にある者として市民の願いと夢を託されたわけであります。人口減少社会の到来など、社会情勢が大きく変化する中にあって、医療福祉などの社会保障子育て支援充実環境問題への対応、教育振興などさまざまな分野において、多様で高度化する市民ニーズにこたえていくことが求められております。  これからの市政運営に当たりまして、皆様方とともに全力を尽くしてまいりたいと思っておりますので、特段の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  さて、去る3月25日に発生した能登半島地震については、県内過去最大級地震として、輪島市を初め能登地方を中心に死傷者320名、全半壊家屋2,166棟、一部損壊を含め1万9,000棟余の建物被害のほか、電気、水道等のライフラインの損壊能登有料道路の一部遮断など、非常に大きな被害をもたらしました。また、現在でも多数の方々が応急仮設住宅での生活を余儀なくされている状況であります。  このような事態に対応して、本市では、地震発生の当日、直ちに緊急消防援助隊8名、給水活動支援として4名、計12名の職員を現地に派遣するとともに、これまでに被災建築物応急危険度判定業務罹災判定支援業務のほか、巡回健康相談ごみ収集業務上下水道復旧業務など、延べ50日間、430名の職員等を派遣し、復旧支援に努めてきたところであります。  また、企業団体個人等からの義援金受け付けなどの支援活動についても積極的に実施しているところであり、今後とも同一県内で起きた激甚災害として、全面的な支援体制を継続していきたいと考えております。  いまだ震災の傷跡が残っている被災地の一日も早い復旧、復興を願うとともに、今後とも危機管理に万全を期し、市民の安全、安心の確保に努めてまいりたいと思っております。  次に、5月16日から23日にかけて実施された在日米軍再編に係る戦闘機訓練の一部移転に関してであります。  訓練移転については、小松基地を恒久的に米軍基地にはしない、訓練期間は年約4回、年間合計約4週間とするなどと定めた日米共同訓練に関する協定書を初め、各種協定の範囲内であることや、国土防衛の観点から、昨年7月に市議会並びに飛行場周辺を初めとする市民皆様方の御理解を得ながら、受け入れ容認に至ったものであります。  今回の共同訓練は、ことし3月に福岡県の築城基地で行われた共同訓練に次ぐ2回目の訓練であり、訓練規模としては比較的小規模なタイプIとして実施され、米軍からは嘉手納基地所属F-15戦闘機5機並びに訓練支援部隊を含め約80人の米軍人が参加し、小松基地所属の第6航空団を初めとする航空自衛隊との共同訓練として実施されたものであります。実際の訓練については、訓練期間中の土曜日、日曜日などを除く実質4日間、計6回実施されました。  その際、大阪防衛施設局により市内15カ所において騒音測定が行われましたが、一部地点においては小松飛行場周辺協議会並びに市職員の立ち会いも実施いたしました。騒音測定結果については、自衛隊機米軍機との大きな相違は認められなかったとのことであります。  今後の訓練実施時期については決定していないとのことであり、今後とも速やかな情報提供を求めるとともに、訓練移転受け入れに際して要請した安全対策騒音対策治安対策地域振興対策等の実現を重ねて要請したところであります。議員各位並びに市民皆様方の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、現在までの市政執行状況について御報告いたします。  本年4月より、さらなる地方分権の推進や複雑、多様化する行政需要に的確に、かつ迅速に対応するため、副市長2人体制とするとともに、新教育長を迎え、新たな執行体制をスタートさせているところであります。  行政組織につきましては、新工業団地整備専属スタッフで積極的に推進するための工業振興室平成20年度から新たに創設される後期高齢者医療制度受け入れ体制を確立するための後期高齢者対策準備室財産を専門的に管理し、新たに地籍調査業務を行う資産管理室を新設するなど、時代の変化市民ニーズに的確に対応した体制に一部見直しを行ったところであります。  また、市東部地区人口増加交通量の増大に伴い、発生リスクが高まってきている火災や急増する救急事案に迅速に対応するため、西軽海町地内において中消防署東出張所を開設いたしました。出張所では、初めて救急車ポンプ車各1台を配備しており、懸案であった東部地区における出張所設置により、市域全体の消防力救急救助体制充実が図られるものと考えております。  5月12日、13日には、お旅まつりに合わせ、第9回子供歌舞伎フェスティバルin小松を開催いたしました。今回で3回目の出演となる松尾塾子供歌舞伎、初出演の岐阜県揖斐川町子供歌舞伎を迎え、地元小松市との子供歌舞伎の競演は、おかげさまをもちまして両日とも大盛況のうちに終えることができました。  また、曳山子供歌舞伎についても、大文字町、京町の両当番町による上演が延べ二十数回にわたって行われ、特に市役所前広場で行われた曳山曳揃えは、会場を埋め尽くした観客を魅了し、大変な盛況を呈しました。  さらに、ことしは地元出身石田寛人金沢学院大学学長原作で、加賀藩3代藩主前田利常公の命で辰巳用水を開削した小松町人板屋兵四郎を描いた地元ゆかり新作歌舞伎辰巳用水後日誉『稲葉左近館の場』」が大文字町により上演されましたことは、大変意義深いことでありました。  また、5月26日には、歌舞伎フェスティバル勧進帳の長唄、はやし方を務めた市内児童生徒ら25名が、アマチュア団体としては初めて東京歌舞伎座で開催された第34回俳優祭に参加いたしました。第1回フェスティバルのときから勧進帳子供役者たちを御指導いただくなど、本市子供歌舞伎に深い御理解と御協力をいただいている宗家第12代市川團十郎丈の御尽力により実現した非常に名誉なことであり、小松子供たちの演奏は会場を埋め尽くした観客の盛大な拍手を得ることができました。  これらのことは、「歌舞伎まちこまつ」「勧進帳のふるさとこまつ」の奥行きをさらに深め、市内外において歌舞伎まちとしてのイメージ定着化が図られたものと思っております。今後とも、伝統ある子供歌舞伎のさらなる伝承、発展を願うものであります。  次に、平成18年度決算見通しについてであります。  歳入のうち、市税については、好調な企業業績を反映した法人市民税増収などにより、市税全体で前年度に対して約10億円、7%程度増収となる見込みであります。その一方、国における地方財政規模抑制方針市税伸び等により、臨時財政対策債を含めた実質地方交付税が、前年度対比8.4%、6億3,000万円余の大幅減少となりました。  また、歳出面では、職員早期退職に伴う退職手当増額や国の平成18年度補正予算に対応した平成19年度予定事業の前倒しなどで追加が生じましたが、その他の歳出経費の効率的な執行と徹底した節減に努めた結果、当初予算で計上した財政調整基金からの取り崩し予定額を7億円から6億円に減額した後、5億円程度の黒字を確保する見込みであります。  平成19年度予算執行に当たりましても、社会経済状況が大きく変化する中、歳出予算執行管理に万全を期すとともに、歳入予算の動向を慎重に見きわめ、状況変化に的確に対応した執行に努めてまいりたいと考えております。  それでは、今議会に提出いたしました議案概要について御説明申し上げます。  提出いたしました議案は、予算案3件、条例案3件、その他の議案4件、合計10件であります。  初めに、補正予算案概要についてであります。  補正額は、一般会計1億8,669万1,000円、特別会計4,159万1,000円、合計2億2,828万2,000円となっております。その結果、補正後の予算累計額は、一般会計で409億6,669万1,000円、全会計合計では1,001億7,260万4,000円となります。  それでは、補正予算案に計上いたしました主な施策概要について御説明申し上げます。  第1に、「住みよいまちをめざして」であります。  阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、そして今回の能登半島地震など、我が国においてはどこで大地震が発生してもおかしくない状況にあります。地震による建築物倒壊等被害から国民の生命、身体及び財産を保護するためには、建築物耐震改修を促進することが重要であります。  本市では昨年7月に、昭和56年以前に建築された一般住宅を対象とした耐震診断耐震改修工事に対する助成制度を創設したところであります。本年度に入り、簡易耐震診断パンフレットを全世帯に配布をするなど防災啓発活動に努めた結果、市民防災意識の高まりもあり、既に当初見込みを上回る申し込みがありましたので、耐震診断助成に対する今年度分事業費増額を行うものであります。  第2に、「いきいきと輝くまちをめざして」であります。  学校現場におけるいじめの根絶は大きな問題であります。本市では、いじめ、不適応対策緊急事業として、本年度より心の相談員の増員や全中学校に対する研究支援を通じて、児童生徒社会性人間関係の形成に努めているところであります。このほど、いじめ問題行動に対する県単独補助制度の創設による補助内示がありましたので、所要事業費を計上いたしております。  また、子供たちに望ましい食習慣を身につけさせるため、学校における食育をさらに充実するとともに、家庭や地域との連携を密にした効果的な食育を推進するための調査研究を行います。  第3に、「ひらけゆくまちをめざして」であります。  インターネット高速通信環境の構築、すなわちブロードバンド化は、近年、必要不可欠な社会資本整備となってきております。本市では、民間事業者単独での整備が期待できない中山間地域ブロードバンド化を促進するため、本年4月に小松ADSL基盤整備事業費補助金交付要綱を制定したところであります。  今回、未整備地区であります金野局瀬領局において一定規模高速インターネット加入が見込まれる状況となりましたので、ブロードバンド化を図るための経費につきまして、要綱に基づく応分の助成を行うものであります。  第4に、「のびゆくまちをめざして」であります。  初めに、新工業団地についてであります。  適地調査によって絞り込まれた候補地のうち、先行して整備計画を進めている矢田野地区について各関係機関との協議を進めた結果、整備手法を一部見直しする必要が生じましたので、予算調整を行うものであります。用地取得及び造成工事早期着手カタログ販売を行うことにより、一日でも早く分譲できるよう努めてまいります。  農業関係では、中山間地域における水稲以外の多様な農作物の導入による複合経営を進めるための助成や、木場潟の水質改善を図るための環境に優しい肥料を活用した農業モデル事業に対する助成を行います。  林業関係では、フォレストコミュニティ総合整備事業追加補助内示がありましたので、林道北谷線早期完成を目指し、事業進捗を図ってまいります。  一方、災害関連では、能登半島地震に対する復旧支援に要した経費の一部を計上するとともに、安宅海岸白砂青松再生モデル事業として計画的に整備してまいりました人工リーフ2基が冬季風浪により被災いたしましたので、復旧に要する経費を計上いたしております。  以上が補正予算案の主な施策概要であります。  財源といたしましては、国県支出金市債など特定財源のほか、前年度繰越金1,569万7,000円などを充当いたしております。  なお、条例案といたしましては、小松火災予防条例の一部を改正する条例についてなど3件、その他の議案といたしましては、市道路線の認定について、専決処分の承認を求めることについてなど4件を提出いたしております。  このうち、平成18年度の3月31日付専決補正予算につきましては、3月補正後に生じた事由に基づく歳出予算整理を初め、市税財産売払い収入、市債等歳入予算最終整理財政調整基金繰入金減額補正などが主な内容であります。  また、5月31日付平成19年度老人保健特別会計補正予算専決処分につきましては、平成18年度における給付費等支払い実績に対しまして、国庫支出金歳入が不足することになりましたので、決算手続の一環として平成19年度歳入繰上充用を行ったものであります。  なお、前小松市議であります今江町・川一彦氏より社会福祉のためにと御寄附をいただきましたので、御意思に沿って有効に活用させていただくことにいたしました。御厚志に対しまして改めて厚くお礼を申し上げます。  その他の条例案等につきましては、本日からの日程に従い、担当部課長より説明申し上げますので、私からの説明は省略させていただきます。  最後に、去る4月17日、御自身の選挙期間中にもかかわらず、志半ばで凶弾に倒れた伊藤一長前長崎市長の御冥福を衷心よりお祈り申し上げますとともに、民主主義の根幹を揺るがすこのような暴挙が二度と繰り返されることのないよう、心から願うものであります。  以上で提案理由説明を終わりますが、何とぞ慎重御審議の上、全議案について御承認賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。  ───────── ◇ ─────────    ◎次会日程報告 9 ◯議長橋本康容君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  明8日から12日までは議案調査などのため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 10 ◯議長橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、明8日から12日までは議案調査などのため休会することに決しました。  次会は、6月13日午前10時から会議を開き、市長提出議案に対する質疑並びに市政一般に対する質問を行います。  ───────── ◇ ─────────    ◎散会宣告 11 ◯議長橋本康容君) 本日はこれにて散会いたします。       散会 午前10時24分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...